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北杜市の公共施設の再編について

4月16日(金)山梨日日新聞から
紙面から「市民一人当たりの公共施設の延べ床面積は8.67平方㍍。県内他市町村の平均4.16平方㍍の2.1倍に当たり・・」「市民一人当たりが負担する費用は9046円で県平均3415円、全国平均5182円を大きく上回っている。」と報道された。
15年前に合併した8町村がそれぞれに持つ公共施設が将来的に大きな負担になることは予測がついたと思うが、今後の人口減少を考えると今から手を打つ必要がある。
しかし、現状を見てみると悪いことばかりではないのが事実で、図書館や温泉施設の充実は市民生活にとってとても豊かな時間を提供している。私は統合や廃止ばかりが選択肢ではないと考えている。施設の複合的な利用や新たな価値の創造によって別の活かし方があるはずだ。
先日視察に行った「松本十帖」の「松本本箱」は旅館と本屋の複合施設として再生された。今まで別の価値を別々の顧客に売っていたものが複合することで新たな顧客を生む、そんなことが北杜市の公共施設にも応用できないか?と真剣に考える。
図書館とカフェは県立図書館で山の水農場さんがコラボして展開している。温泉と図書館も可能かもしれないし、音楽ホールと専門学校など・・、様々なアイデアで今ある豊かさをそのままに課題解決に向かえないか、ぜひ考えて行きたいと思います。